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- 本来は中性である食道内に過剰に酸性の胃液が逆流することで起こる食道下部粘膜のびらんをいう。内視鏡検査の10〜15%にみられる。
- 食道に酸が逆流することで起こる症状は、咽喉頭違和感、狭心症のような胸痛、慢性の咳
- 性差 女性は重症が多い
- 好発年齢 中年
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- 食道と胃の接合部(噴門)は、安静時には一定の力で閉鎖し、酸性の胃内容物が食道に逆流するのを防いでいる。
- 噴門は、嚥下の時には開放になるが、胃の内圧が高まった時も開放になる。
- この時胃液が出てくれば逆流となる。
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- 上部消化管内視鏡検査
- 食道内酸逆流を確認するために食道内pHモニタリングをおこなうことがある。
- 食道内圧測定を行う。
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- 57歳 女性
- 経過 平成16年9月20日頃より胸のつかえ感を訴える。10月2日頃より咳込むようになる。諸症状のため10月9日来院。
- 来院時血圧124/80 眼瞼結膜 貧血なし
- 胸部聴診上 特記すべきことなし
- 腹部触診上 圧痛なし 肝臓腫大なし
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- 胸部レントゲン
- 腹部超音波検査
- アレルゲンテスト
- ハウスダスト(−) ダニ(−) ヨモギ花粉(−) かび類 (−)
- 肺機能検査
- 肺活量 3570ml (%肺活量 147%)
- 1秒量 2530ml (%1秒量 124%)
- V50 2.58L (%V50 67.9%)
- V25 0.61L (%V25 37.3%)
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- PPI投与を開始した翌日より胸のつかえ、咳がかなり消失。投与10日目には症状が完全に消失した。
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- 57歳 女性
- 経過 平成16年7月頃より胸のつかえ感と咽頭のかさつき感を訴える。また、同時に咳込むようになる。 9月14日来院。
- 来院時血圧158/92
- 胸部聴診上 特記すべきことなし
- 腹部触診上 圧痛あり 肝脾腫なし
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- 血液検査
- 肝機能 GOT 29 GPT 29 γGTP 240
- 腎機能 クレアチニン 0.68
- 血清脂質 総Cho 263 T-G 163
- 血算 RBC 451万/μl Hgb 12.9g/dl
- Hct 41.7% WBC 5100 Plt 16.4万/μl
- (分画 Net 55.7% Bas 0.2% Eos 3.1%
- Lym 33.7% Mon 7.3%)
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- 腹部胸部レントゲン
- 超音波検査
- アレルゲンテスト
- ハウスダスト(+) ダニ(−) ヨモギ花粉(−) かび類 (−)
- 心電図検査
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- 平成16年9月16日より 逆流性食道炎にてPPI投与。
- 同9月21日より咳が改善。
- 同10月5日より咳が消失。
- 同10月19日には、胸焼けおよび喉の異常感が完全に消失。
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- 51歳 女性
- 経過 平成15年8月ごろより食後の胸焼け、
- 吃逆を訴える。
- 平成16年10月7日嘔気、嘔吐あり 当院来院 上腹部に圧痛あり。胸部聴診上 特記すべきことなし。四肢にも特記すべきことなし。
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- 血液検査
- 肝機能 GOT 26 GPT 23 γGTP 18
- ALP 206 ZTT 6.5
- 腎機能 クレアチニン 0.51
- 血清脂質 総Cho 223 T-G 50
- 膵臓機能 139
- 電解質 Na 143 K 3.9 Cl 107
- 血算 RBC 484万/μl Hgb 14.6g/dl
- Hct 44.6% WBC 5900 Plt 27.5万/μl
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- 逆流性食道炎にてPPIを投与開始。
- 症状は2日目にて著明な改善を認める。
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- 75歳 女性
- 経過 平成13年1月4日頃より嘔気と胸のつかえを訴える。
- 13年4月6日 当院来院時 上腹部に圧痛なし。胸部聴診上 特記すべきことなし。四肢にも特記すべきことなし。
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- PPI投与開始し平成13年4月7日よりPPI内服
- 同4月23日には症状完全に消失
- 同5月12日の内視鏡所見
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- 今回種々の症状によりそれぞれ、逆流性食道炎と診断された症例を報告した。
- どの症例にもPPIは、逆流性食道炎に伴う、諸症状を改善した。
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