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- 脳梗塞危険因子の相対危険
- 疾患のない人の脳梗塞発症率を1とすると
- 糖尿病は1.7倍
- 高血圧は2.2倍
- 高血圧と糖尿病の合併は4倍
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- 動脈硬化が原因となる。
- 血中や動脈壁で酸化的変性を受けたLDLコレステロールは酸化LDLコレステロールとなり、マクロファージに取り込まれ、これが動脈壁に沈着すると動脈硬化をひきおこす。
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- 生体内には、過剰に産生された活性酸素を除去する機構である抗酸化系がある。スパーオキシド消去系と過酸化水素系・脂質過酸化物消去系がある。スーパーオキシドを消去する酵素がスーパーオキシドジムスターゼ(SOD)である。SODによりスーパーオキシドが消去されると過酸化水素が産生され、これが障害性の強いOHの生成源となりうることから、カタラーゼ等の酵素により過酸化水素を除去する機構がある。一方ビタミンCやEは、酸化蛋白質を還元的に修復することより、抗酸化的防御機構として働いている。これらの抗酸化系の防御機構を超えて過剰に生成された、活性酸素による生体への障害は酸化ストレスと呼ばれる。酸化ストレスは、動脈硬化、発ガンなどや老化に関与している。
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- 膵臓から分泌されるホルモンであるインスリンが糖を燃焼させてエネルギーを産生します。
- しかし、インスリンが出ていても、肥満などにより体内で働きにくい状態をインスリン抵抗性と言っています。インスリン抵抗性により血糖値が上昇し、酸化LDLが増え、血管の内膜に定着し動脈硬化を起こします。
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- 高血糖の持続 糖化蛋白が直接血管内皮細胞、マクロファージ、血管平滑筋細胞障害をおこす。 これが動脈硬化進展の原因。
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- 1型糖尿病 膵β細胞の破壊により内因性インスリン分泌の欠乏によって起こる糖尿病。
- 2型糖尿病 NIDDMと呼ばれたもの
- その他の糖尿病
- インスリン遺伝子異常症
- MODY 25歳以下の発症のNIDDMで、3世代以上にわたって常染色体優性遺伝をする糖尿病
- ミトコンドリア遺伝子異常によっておこる糖尿病
- インスリン受容体遺伝子異常症
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- 家族歴・既往歴 特記すべきことなし。
- 症例 65歳 主婦
- 現病歴 生来、健康、約10年前から高脂血症
- の診断にて治療を受けていた。そのころより、空腹時血糖およびHgbA1cの測定を行っていたが、それぞれ、110mg/dl前後、5.1%前後であった。平成15年8月下旬母の死を契機に体重増加(49kgから54kg)。平成15年8月11日の血糖値109mg/dl、HgbA1c 6.0%
- に上昇する。
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- 検査結果 平成15年8月11日
- 身長 149cm、体重 54kg BMI 25
- 血圧126/72
- 検尿 蛋白 +、 糖 −、潜血 −
- 血液検査 AST 31IU/l、ALT 30IU/l、γ GTP 78IU/l、TーCho 207mg/dl、 TG 222mg/dl、BG 109mg/dl HgbA1c 6.0
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- 追加検査
- 75GOGTT
- OGT(分) 0 30 60 90 120
- PG(mg/dl)101 183 223 220 201
- IRI(μU/ml)4 15 57
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- 前述した、肥満、軽度のHgbA1cの高値、軽度肝機能異常、軽度中性脂肪の上昇が認められた。また、負荷血糖検査で糖尿病型で2時間後のIRI高値は、インスリン抵抗性糖尿病と診断。典型的な2型糖尿病と診断。一方腹部超音波検査にて脂肪肝の診断。
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- 治療 以前から運動療法と食事療法を薦めていたがなかなか実行できず、アクトス15mgを朝食前投与開始する。そして、一年半後の現在に至る。
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- 検査結果 平成17年1月6日
- 身長 149cm、体重 55kg BMI 25
- 血圧166/80
- 検尿 蛋白 +、 糖 −、潜血 −
- 血液検査 AST 24IU/l、ALT 18IU/l、γ GTP 40IU/l、TーCho 242mg/dl、 TG 202mg/dl、BG 144mg/dl HgbA1c 5.5%
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- アクトス投与により肝機能および 高脂血症が改善した症例
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- 負荷検査 平成13年9月21日
- 75GOGTT
- OGT(分) 0 30 60 90 120
- PG(mg/dl)137 230 301 299 265
- IRI(μU/ml)4 11 36
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- 検査結果 平成14年3月9日
- 身長 150cm、体重 67kg BMI 30
- 血圧 142/80
- 検尿 蛋白 −、 糖 +、潜血 −
- 血液検査 AST 43IU/l、ALT 49IU/l、γ GTP 29IU/l、TーCho 222mg/dl、 TG 108mg/dl、BG 180mg/dl HgbA1c 6.3%
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- 経過 運動療法と食事療法を薦めるも本人の意欲がなく、アクトスを15mgを朝食前に投与する。そして、その間心血管イベントもなく現在にいたっています。
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- 検査結果 平成16年3月25日
- 身長 150cm、体重 67kg BMI 30
- 血圧 138/66
- 検尿 蛋白 −、 糖 +、潜血 −
- 血液検査 AST 26IU/l、ALT 21IU/l、γ GTP 21IU/l、TーCho 168mg/dl、 TG 86mg/dl、BG 109mg/dl HgbA1c 5.5%
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- 2型糖尿病の2症例にインスリン抵抗性改善薬を使用した。2症例ともに血糖コントロールが改善しHgbA1c値が改善した。そして、インスリン抵抗性改善薬は、高インスリン血症を改善することで血中FFAの産生を抑制する。
- それが、脂肪合成を抑制し脂肪肝の状態改善につながっていると思われる。また、それと中性脂肪も低下している。
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